20/01/2025
この本はすごいぞ、もうその一言だけでいいような気になっている、ナカノヒトKです。
ナカノヒトの本棚の本をゆるく紹介する #本棚からひとつかみ 今日のご紹介は、津野海太郎さんの『生きるための読書』(新潮社)。
この本はすごいぞ。
電子出版や出版流通に携わっていた方なら、きっとご存じだと思うけれど、1997年から2005年まで刊行されていた「本とコンピュータ」という雑誌の編集長を務められた、出版のデジタル化の最前線を作ってきた津野海太郎さんは、現在86歳。
文中にもあるけれど、老眼にも、本の重さにも、怪我をされて入院して、歩行の困難にも妨げられつつも、「もうじき死ぬ人」(これも文中より)として、どんな本を読んでいくかを考え、今まで触れてこなかった半世紀以上世代の違う若い世代の著者の本を読み解いていく。例を挙げると、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』の伊藤亜紗さん、『チョンキンマンションのボスは知っている』の小川さやかさん、『ナチスのキッチン』の藤原辰史さん、こうした新しい世代の、新しい世界について書かれた本を読んでいくことを、「もうじき死ぬ人」の「生きるための読書」として楽しんでいる。
こんなに、活き活きとした読書記録はない。
まさに「生きるための読書」である。
そう遠くない将来、津野さんの年代になった時、本が読めているだろうか。
いや、年齢にかかわらず、本を読む人として、こうありたい。(K)
#本棚からひとつかみ #津野海太郎 #生きるための読書 #新潮社 #目の見えない人は世界をどう見ているのか #伊藤亜紗 #チョンキンマンションのボスは知っている #小川さやか #ナチスのキッチン #藤原辰史 #本とコンピュータ #本好き #本屋好き #本好きな人と繋がりたい #本屋好きな人と繋がりたい #本スタグラム #フォローミー