15/10/2025
タクティクス の備忘録32
【毎週火曜日7:00更新】
ターゲットオーディエンスを決めれば、伝え方は自然と決まる
「どう言うか」よりも「誰に言うか」。
これは、広告でも広報でも営業でも、全部に通じる話です。
どんなに整った言葉でも、どんなに魅力的なサービスでも、相手に届いていなければ存在しないのと同じ。
だからまず必要なのは、ターゲットオーディエンスを明確にすることです。
「30代女性」では足りない
ターゲットを設定するとき、よく「30代女性」「中小企業の社長」「都心に住む子育て世代」みたいな大枠で済ませてしまいがち。
でも、そういうカテゴリだけでは、届く投稿や企画は作れません。
たとえば「30代女性」でも──
• 子育て中で家事に追われている人もいれば、
• キャリア志向で自己投資にお金をかけている人もいて、
• 仕事より趣味や推し活を大事にしている人もいます。
同じ属性に見えても、価値観も行動パターンも悩みもまるで違う。
だからこそ、ターゲットオーディエンスを決めるときには、「誰に向けて話すのか?」をひとりの顔が思い浮かぶくらいまで落とし込むことが大事になります。
完璧なペルソナはいらない。でも人間味は必要
マーケティングでよく言われる“ペルソナ設定”。
完璧じゃなくていいんです。
でも、「なんとなく、こういう人」という生活の輪郭が見えるレベルにはしておきたい。
たとえば──
「朝はコンビニのカフェラテを買って、通勤電車ではYouTubeを流し聴き。仕事はパート。スマホはAndroidで、Instagramは見るけど投稿はしない」
みたいに、“その人の1日”がちょっとでも浮かぶだけで、言葉選びや切り口はガラッと変わります。
刺さらないのは、みんなに届けようとしているから
「この商品は幅広い層にウケます」と言いたくなる気持ち、よく分かります。
でも、誰にでも届くメッセージは、たいてい誰にも響かないんです。
大事なのは、「あ、これ、自分のことや」と思ってもらえる言葉にすること。
そのためには、「誰に向けて話すのか?」を先に決めること。
ターゲットオーディエンスが定まれば、どう言えば伝わるかは自然と見えてきます。
伝えたいことがあるなら、まず「誰に届けるか」を決める。
それだけで、発信の質も、企画の軸も、ぐっと整っていきます。
ターゲットオーディエンス。
たったそれだけの意識が、成果を変える第一歩です。
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