10/12/2025
PROJECT HISTORY - 2005 AND BACKGROUND
Ushio Shinohara
※本投稿は、弊社が担当した一部の制作内容を、当時の時代背景とあわせて紹介するものです。
弊社は、愛知万博(EXPO 2005)出演に合わせて、前衛芸術家・篠原有司男(Ushio “Gyu-chan” Shinohara)氏のオフィシャルWEBサイトを制作しました。
アーティストの激しい生命力と多面的な創作活動を、ウェブという媒体でどのように可視化できるか——その問いを軸に、構成・ビジュアル・導線をデザインしています。
1932年生まれの篠原氏は、戦後日本の前衛シーンを象徴する存在です。
1960年には荒川修作、赤瀬川原平らと共にネオ・ダダイズム・オルガナイザーズを結成し、反芸術運動の中心へ。
その後は、欧米ポップアートとの対話から生まれたイミテーション・アート、原色を大胆に用いた花魁シリーズ、そして拳でキャンバスを殴りつける代表作ボクシング・ペインティングなど、ジャンルを越える表現を次々に提示してきました。
1969年に渡米して以降はニューヨークを拠点に活動し、国内外で多数の展覧会を開催。
2013年には妻・篠原乃り子氏との創作と生活を追った映画『キューティー&ボクサー』がアカデミー賞にノミネートされ、世界的評価をさらに確固たるものにしました。
愛知万博では、伝統芸能と現代アートが交差する文化プログラムに参加し、篠原氏の身体性と前衛性が新しい文脈で紹介されました。
弊社は、その挑戦の熱量をウェブサイトに封じ込めるべく、アーカイブとストーリーを再構築し、アーティストの軌跡にふさわしい“生きた”サイトとなるようデザインしました。
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