09/07/2026
前回の続きです。
大丸の創業者の下村彦右衛門正啓(「福助」人形のモデルとも)は、行商へ行く道中にあった瀧尾神社を常々参拝していました。
現在の京都大丸の屋上にも瀧尾神社から分祀した稲荷社があり、毎月一日に宮司が欠かさずお参りをしているそうです。
瀧尾神社拝殿の天井を泳ぐ木彫りの龍もまた、下村家から寄進され九山新太郎とその弟子たちの手によるもの。
江戸時代に大丸呉服店の総本店が祇園祭の大船鉾の寄町にあった縁で、下村家が鉾の先端を飾る龍頭の制作を援助、
その際に檜で作られた最終試作品が瀧尾神社に飾られ、新たに胴体も杉をもって制作されたのだそうです。
令和の時代も大丸が存続し、人々に親しまれているのは見ての通り。
ご利益とは、一方的にお願いごとをするだけでなく、
日々の感謝を自身の行動で表すことでもたらされるのではないかと感じますね。
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