24/10/2016
【世界ゴルフ市場レポート発刊に向け始動!】
皆様大変ご無沙汰しております、ゴルフ担当の三石です。
先週一週間、アメリカはサンディエゴに出張してきました。
出張の目的は、来年2月の「2017世界ゴルフ市場レポート」発刊に向けたミーティング。同資料はアメリカの調査会社「Golfdatatech(GDT)」社と共同で発刊しているのですが、GDT社と資料のコンテンツ固めと直近の世界のゴルフ用品市場動向に対する情報交換を行うのが主たる目的でした。
と、言葉で言うのは簡単なのですが、実は「共通の目的意識の下に一冊の資料を作り上げる」というのがなかなか難しいものなのです。
その一つの要因が「調査」というものに対する我々(矢野経済)とGDTとの根本的な考え方の違い。抽象的な表現をすると
・日本的なウエットな考え方に立脚した矢野経済的調査思想
・米国的合理的思考に基づいたGDT的調査思想
と形容できるのかもしれません。今回の会議での一例を挙げると、資料の中に「現状の世界市場の課題や問題点を抽出し、それを克服するための提言を盛り込むかどうか」という議論になったのですが、「課題・問題点を抽出し提言を行った方が資料としての価値が上がるし、業界関係者にとっての一つの“モノサシ”になるのでは」と主張する矢野経済サイドに対し、GDT側は「あくまでも資料の中では“FACT”だけを掲載するべきであり、その“FACT”に基づいてどのような戦略を展開するかが企業に必要なスキルである」と主張しました。同じ調査会社、類似したビジネスモデルを展開しているとは言え、この発想自体は180度ベクトルが異なっていると言って良いと思います。
勿論「どっちが悪い」「どっちが良い」という話ではなく、「リサーチ」というものに対する根本的な思想の違いなのです。
ドライなハードボイルド型文学と、ウエットなヒューマンドラマ型文学の違いみたいなものなのかもしれません。
だからと言ってケンカになる訳はでなく、お互いの考えを尊重しながら「Why?」を繰り返しながら議論を煮詰めてゆき、お互いにとっての「最適解」を見つけて最終的なコンテンツを固めてゆきます。このあたりは長い付き合いの中での信頼関係によって成り立っていると言って良いのかもしれません。
それにしても、全く英語スキルの向上しない私を温かく迎え入れてくれるGDTのメンバーと、私の超難解な「市場分析日本語」を適切な英語に翻訳してくれるトリプルダブル田村社長にはいつも感謝しています。米国出張のたびに「ああ、英語勉強しなきゃきゃなあ」と思うのですが・・・・・・・。
「2017世界ゴルフ市場レポート」は、2017年2月発刊予定です。今回は前回(2015年版)の内容を更にブラッシュアップして充実させる予定です!