12/05/2020
●ぴったり123文字で気になった言葉について語る、当社WEBサイト内の「今日の気になる言葉123」から。20年間のバックナンバー(西暦2000年は何があった?)もご覧いただけます。
●noteでは、その他のコラムを含めて発表しています。
https://note.com/noriyukikawanaka
「もの言わずこらえる。」
日本人の強さを、セーヌ川が見える書斎のあるパリから帰国した原田マハ氏は感じた(先日の『おはよう日本』)。入国審査場で無言の列を作る人々に、主張せぬ点を指摘される日本人の気質が非常時では強さになると。であれば卑怯な非難はせず我が身を見つめ耐えよう。
●No.6522/5.11
「店を一度閉める選択。」
と気軽に経産省出身の評論家は勧めるが閉店に伴う諸事や苦痛を想像できない(本日の『サンデー・ジャポン』)。タレントは自営業の苦しみを追体験できないならコメントは控えるべきだ。「融資は返さなきゃならない」という現実さえ代弁できるのは堀江貴文氏だけだ。
●No.6521/5.10
「たらこはミディアムレアに限る。」
と新宿の人気ストリッパー・マリリンが言う(『深夜食堂』第1話)。惚れた男の好物を真似するという設定だが、そんな女性には会った事がない。「今夜はコの字で」では先輩に酒場の愉しみを教えられるが、私もスコッチばかり頼んでいたのは亡き上司の導きがあった。
●No.6520/5.9
「Warm Blue Day.」
とは東ちづる氏による世界自閉症啓発デーのPR活動(『生活と自治』5月号)。「不特定多数が集うとパニックを起こす」と心配されたが9年目でそんなトラブルは一度もないとか。個性を活かす意味の「まぜご飯のような社会」に共感しつつ、遠いなと思う昨今の有様。
●No.6519/5.8
「手紙を書く。」
「オンライン〇〇」ばかり喧伝されるが今こそ手書きの出番ではないのか。写真は昨秋、購入したオーダーTシャツに添えられていた一筆箋を撮影しておいたのだが、こんな一言でも心は温まる。封書でなくてもいい、私は週末、私と妻の父母に近況を記した絵葉書を送る。
●No.6518/5.7
「どこで何が起こるか分からない。」
と自身の巡り合わせを振り返った上原浩治氏(本日の『石橋、薪を焚べる』)。高校通算で6回1/3しか投げなかった控え投手が1年間の浪人生活中のトレーニングで大リーグも注目の成長を遂げる逸話は信じ難い。よく言われる「ピンチはチャンス」は現実に存在する。
●No.6517/5.6
「我以外皆我師。」
を座右の銘に挙げた河村泰貴・(株)吉野家ホールディングス社長(先週の『日本経済新聞』朝刊)。アルバイトから社員になり3年間で6店舗の店長を務めて従業員との関係にストレスを感じた際にこの言葉で心が楽に。27歳で転職した私も当初は後輩に教えを乞うた。
●No.6516/5.5
「流行ってるものは正しい。」
としないと変化が激しい時代で生き残れないと箕輪厚介氏(先週の『TOKYO SPEAKEASY』)。YouTubeを胡散臭いと言った人々が自粛生活でその効果を見直す動きを指すようだが、流行りを拒否する選択が仮に正しいと言われてもだから選ぶのではない。
●No.6515/5.4
「恐怖は怒りと相性がいい。」
と #自粛警察の行為に関し太田光氏(本日の『サンデージャポン』)。Twitterで匿名の批判(怒り)が溢れる世が生まれ無断キャンセルや文化財への落書きが増えた。「感謝する時間は恐怖を感じないで済む」と糸井重里氏は言うが卑怯な怒りは確実に社会を蝕む。
●No.6514/5.3
「 #ミニシアターと私。」
で経営難のミニシアターへの応援コメントを募り基金への寄付を訴える運動がある。ニコラス・ローグ好きだった「私」はミニシアターの先駆け「シネマスクエアとうきゅう」で「ジェラシー」を観た。私が選んだ映画を今観ているという実感がミニシアターか、それとも。
●No.6513/5.2
「入社1年目の教科書。」
が巣ごもり消費で好調と「日本経済新聞」本日朝刊。著者はライフネット生命創業者の岩瀬大輔氏で「マナー術はあるが心構えを書いた書はない」が発刊の動機だ。本は速読するな、2紙以上の新聞を紙で読め、とアナログ的発想も重視される。正確な敬語も学んでほしい。
●No.6512/5.1